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紙の切れ端

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時に優しく 時に残酷に 時間は過ぎて
それと同じように
命は確実に 終わりへ向かうのだ

期限切れのちりめんじゃこが
熱せられたフライパンの上で跳ねるのを見ながら
ただぼんやりと そんなことを思った

私の命も、時間も
決して待ってはくれないのだ
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君のために歌う空

孤独を恐れるあまりに
愛を否定した

私の時間は
とうの昔に砕け散ったのだ

いつだって彼女は
泣きそうな顔で微笑んでいた

愛してるって
あの時彼は言ったのに

人を愛するというのは
相手の幸せを望むことに
幸せにしたいと思うことに 繋がっている
例えば本の中の
罪や試練を背負った『幸せでない』誰かに惹かれるのは
そういう理由なのかも知れない

一人でも幸せな人は
きっと誰も必要としないから

私が最初に殺したのは
母親だった

君と出逢ったことで
僕がどれほど救われたか なんて
きっと想像もつかないだろう

それでいいんだ
僕だけが知っていれば

刹那に咲いた夢
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